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MFTの方法2!

こんにちは!

今回は昨日の続き、MFTのトレーニング内容の説明です。

前回の続きで行うのが、嚥下(飲み込み)の練習です。舌を上に付けて飲み込むことと、舌の脇を使って水を奥に集める練習です。

まあず舌の先をスポットに付けて舌全体を上顎に吸いつけ、上の犬歯の後ろにストローをおいて、舌の裏側に当てます。そしてそのまま噛み合わせます。

次にスプレーで口の横から奥歯に向って水を吹きいれて、音を立てて水を吸い込みます。後ろに水を集めたら、奥歯を噛んだままゴクンと飲み込みます。この動作を左右交互に5回ずつ繰り返します。

正しく飲み込んでいる時は、口唇は軽く閉じていますが、この練習では口唇を開けた状態で飲み込むので、鏡で嚥下する時の舌の状態をチェックすることができるのです。

最後に、普段舌を上顎に付けておく習慣をつける練習です。

これまで紹介した練習の後に、上の犬歯の後ろにストローをおいて噛み合わせ、口唇を軽く閉じます。なるべくストローの力に頼らず、出来るだけ舌の力で上顎に吸いつけるようにします。舌の先はスポットに置いたままであることを忘れないようにしましょう。

この状態を維持したまま5分以上維持しておきましょう。

これらの練習を1日2回、毎日2週間行うことで舌の位置が正しい位置をおぼえます。

少しの練習で口周りの筋肉がしっかりと鍛えられるので、舌癖なども改善されますし、フェイスラインをスッキリと引き締める効果もあるといわれています。

詳しく知りたいという方は是非一度お問い合わせください。

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MFTの方法!

こんにちは!

前回お話したMFT。口の周りの筋肉を鍛えることで、バランスを良くし正しく機能させるプログラムです。

今回はその方法についてお話します。家庭でもできるトレーニングなので是非やってみてください。今回紹介する方法では、主に舌を鍛えることができます。

まず、準備として、手鏡、木製のスティック(割り箸でも可)、スイトロー1本、スプレーボトル(霧吹き)を用意してください。

まずは、舌の先の正しい位置を覚えさせます。正しい位置を、ここでは「スポット」と呼ぶことにします。スポットの位置は上の前歯の後ろの膨らんだ箇所のすぐ後ろです。神経が集まっている場所なので、触れるととても敏感で舌で触れればすぐわかるかと思います。

まず、スティック(割り箸)でスポットを触ります。3秒くらい触れた後、スティックを離して下で同じ場所を触ります。また3秒くらいふれてスティックに戻します。この動作を交互に5回繰り返しましょう。

次に、舌を持ち上げる練習をします。

舌全体を上顎に吸いつけ、口を大きく開けて舌の裏のヒモ(舌小帯)を伸ばします。このときに、舌の先がスポットにあり、舌全体が上顎に吸いついていることが大切です。

そのあと、舌をおろして「ポン」という音を鳴らします。舌全体がしっかりとくっついていると、すこし下品な音がしますが正しい音ですので心配はいりません。この音を出すのを10回繰り返します。連続して鳴らすのではなく、ゆっくりとポンっと鳴らす感じで行いましょう。あまり早くやっても効果がありません。この動作によって舌の裏のヒモが伸ばせるようになります。

次に咬む筋肉が緊張する感じを覚えさせて鍛える練習です。

両手をエラ部分において、強く歯を噛みます。すると、筋肉が緊張して固くなるのが分かるかと思います。確認ができたら、今度は手をこめかみにもっていき、先程と同じように歯を噛みます。また確認ができたら今度は耳の上に手を持っていき同様の作業をします。

この噛む動作で、左右が均等に筋肉の動きを感じられればいいのですが、左右でバランスが違ったり、あまり筋肉の動きを感じられない人は奥歯で噛む回数が少ないことがおおいです。左右のバランスは、筋肉の弱い方で噛むように、感覚が伝わりにくいという方は奥歯でよく噛むようにしましょう。

あと2つトレーニングがあるのですが、文字数の関係で次回続きをお話します。MFTで自分の今の状態を知り、バランスを整えるトレーニングをして健康的な噛み合わせを得ることが大切です。

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