こんにちは!
みなさんは「フランスパン」や「スルメ」といった歯ごたえのあるかたい食べ物をしっかりと噛んで食べることができますか?
間違えた噛み方をしているとこういったかたい食べ物はうまく食べることができないのです。そして子供のころにしっかりとした噛み方をしていないと歯並びが悪くなるのです。
正しい噛み方を簡単に言うと、牛のように食べられるかどうかです。草食動物の多くは、臼歯に食べ物をのせて歯ですり潰すような食べ方をします。この運動を「臼磨運動」といいます。
臼磨運動により、歯列が側方に拡がるといわれています。人間の理想的な歯並びは左右に広いU字型ですので、側方に拡大することはとても大切なのです。
そしてこの臼磨運動は歯の向きにも関係します。本来永久歯は内側に傾いた状態で生えてきます。しかし臼磨運動をすることで、上の歯と下の歯が噛み合い、歯列が直立するのです。直立することでよりキレイな歯並びになるのです。
この臼磨運動はやわらかいものばかり食べているとうまく行うことができません。なのでかたいもの、歯ごたえのあるものをしっかりと食べて歯並びが良くなるように指導しましょう。
大人になってしまい、成長が終わってしまうと歯並びを自力で治すことはできません。そうなってしまったら矯正治療をして歯並びをキレイにしましょう。歯並びは見た目だけでなく、機能的にも体全体に影響しますので早めに矯正治療をしましょう。当院でも矯正治療を行っておりますので、気になる方は是非一度お問い合わせください。
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