空隙歯列とは?

こんにちは!

歯並びにはさまざまな種類があります。出っ歯や受け口など、いろいろな種類があるため、治し方もそれぞれ違う方法が必要となってきます。

今回は空隙歯列についてお話します。

空隙歯列とは、歯と歯の間に隙間があいている状態を示します。いわゆる「すきっ歯」と言われるものです。これは、顎が大きいが生えている歯が小さい場合や、歯の数が足りないことからスペースが多すぎることにより生じます。

空隙歯列は子供の頃は自然に見られるものです。それは乳歯が小さいため、顎の大きさとあっていないため乳歯の時はすきっ歯になるのが自然です。この場合、成長空隙と言い成長途中にある空隙からこう呼ばれています。

この空隙があることで永久歯に生えかわる時にぴったりとあった歯並びに生えかわるのですが、永久歯の大きさが小さい場合や、歯の数が足りないために隙間が開いてしまう場合、空隙歯列という歯並びとなってしまいます。

原因として考えられるのが遺伝です。歯並びは遺伝とは関係ありませんが、骨格や歯の大きさというものは遺伝されます。そのため顎の大きさと生えてくる歯の大きさのバランスが悪いと隙間が出てきてしまう場合があります。

遺伝以外の原因は癖です。こちらのブログでも何度も紹介しているように、歯並びと癖の関係はとても大きなものとなっています。指しゃぶりや口呼吸、舌癖は歯を動かす原因となってしまいます。出っ歯や受け口にもなりますが、歯を動かすことで隙間ができてしまうこともあります。

空隙歯列は隙間があるだけの歯並びとおもってはいけません。隙間があるということはプラークが溜まりやすいということです。つまり、虫歯や歯周病のリスクが高くなることになります。また隙間がある分噛み合わせがうまくいかないために体全体のバランスを崩してしまうこともあります。

歯並びは見た目だけでなく機能的な面でも体に与える影響があります。矯正治療は早めにおこなうことが大切です。当院では大口式ホーム矯正法をオススメしています。家にいる間だけで矯正ができるので、忙しい方などにとてもオススメです。気になる方は是非一度お問い合わせください。

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