子供の歯並びを悪くする癖

こんにちは!

子供の歯並びは小さな癖でも、将来大きく歯並びに影響するのです。今回は気をつけるべき子供の癖についてお話します。

まずは指しゃぶり

指しゃぶりは自然な行動なので3歳くらいまでは問題ありません。しかし、5歳以降も指しゃぶりが続く場合、しゃぶっている親指で前歯を押してしまい上顎前突、出っ歯となってしまいます。更にその指を吸っている場合、横の歯を内側に倒してしまう可能性もあります。

指しゃぶりはせめて4歳くらいでやめさせるのが理想でしょう。日頃から子供と一緒に動いて、ぼんやりとした時間を作らせない様にするのがいいかもしれません。また指しゃぶり防止の器具や手袋を使用するのも効果的です。

頬杖をつくのもよくありません。

頭は意外と重く、頬杖をつくことで顎にヘンな力がかかってしまいます。それにより顎の成長に左右差が出てしまうと永久歯が生えてくる頃に全体の歯並びが乱れてしまうことになります。短時間なら問題はありませんが、長時間頬杖をついている場合は注意が必要です。

物や爪、唇を噛むのもよくありません。

食べ物を噛むのと違い、不自然な口の動きをしてしまいます。習慣化されてしまうと噛み方が変わってしまい、歯並びや顎、歯ぐきに負担がかかってしまいます。

 

今回3種類の悪い癖をご紹介しましたが、これら以外にも治すべき癖はあります。そちらについてはまた次回お話します。

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