先天性欠如

こんにちは!

みなさんは歯の本数が足りていますか?ほとんどの人は歯の数が上下左右それぞれ7本ずつの計28本あります。ここに親知らずが各箇所一本ずつ加わると合計32本の歯が生えてくることになります。

親知らずに関しては生えてくる方もいれば、生えてこない方もいます。しかし、稀に生えてくるべき歯が生えてこないということもあるのです。

 

歯は母親の体の中にいる時から元となる卵のようなものが作られます。この卵のようなものを歯胚といい、歯の芽となるものです。そして生まれた後に成長とともに歯も育ち萌出します。乳歯の下にはすでに永久歯の歯胚が作られるわけですが、この歯胚がなんらかの理由でできないと、永久歯が生えてこないのです。

このように生えてくるべき歯が生えてこないことを先天性欠如と言います。

先天性欠如になる原因は明らかになっておりません。考えられているのが遺伝や妊娠中の栄養不足、薬の副作用とも言われています。

先天性欠如となると、大人になっても乳歯が残った状態の場合がほとんどです。永久歯は生えてくるときに乳歯の根を吸収するのですが、それが行われないために乳歯は残り続けます。しかし、乳歯は虫歯になりやすいことや、徐々に根が吸収されるため30歳までには自然と抜けてしまいます。

 

先天性欠如を見つけた場合早めに対応する必要があります。永久歯がない状態が続くと歯並びが移動してしまいます。そうなると歯並び全体のバランスが乱れてしまいます。歯並びが乱れてしまう前に矯正をして全体のバランスを維持しつつ、空いた隙間を埋めるよう治療をすすめることをオススメします。

他にもインプラントを欠損部に入れることでバランスを保つことも可能です。矯正には後戻りのリスクもありますので、一度検討してみてはいかがでしょうか?

当院では矯正だけでなく、インプラント治療にも力を入れています。どちらも独自の方法で行っておりますので、他院では行えない治療となっております。気になる方は是非一度お問い合わせください。

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