よく噛みましょう

こんにちは!

みなさんは食事のとき何回ほど噛んでいますか?
よく噛んで食べることはとてもいいことなんです。

口の中の菌を洗い流してくれる唾液は、よく噛むことで多く分泌されます。
歯は食事をするたびに溶けてしまします。これを脱灰といいます。その溶けた歯を元に戻すのが再石灰化です。これを毎回繰り返しているのです。再石灰化は唾液の成分によって起こるので、唾液を多く分泌することはむし歯予防にもなるのです。

また、たくさん噛むことによって顎の筋肉が鍛えられるので、歯が並ぶための顎の骨を発達させて歯並びを良くします。よく噛むことで舌や顎の筋肉が発達すると、それに伴い顎の骨も広がります。ですので、あまり噛んでいないと顎の筋肉や骨が小さくなるので歯並びが悪くなってしまいます

食事時に触感や味覚を感じますが、実は噛むことによってこれらの器官は発達します。口や舌の粘膜を刺激することで味覚や触覚の細胞が刺激され、食べ物本来の味を認識することができます。

他にも、噛むことで肥満中枢が刺激されるので、適量でおなかいっぱいになった感じがし食べ過ぎを防ぎます。口の周りの筋肉を使うことで筋肉が引き締まるので小顔効果がでたり、脳の活性化や胃腸の働きを助けたりと、歯だけではなく体にもいいことがたくさんあるのです。

1口30回噛むことが、ひとつの目安とされています。
食事の時には時間がかかってしまいますが、健康のためにもよく噛んで食事をするように心がけましょうsign01

よく噛んだからといって日ごろのケアをおろそかにしてはいけません。
食後にはしっかりと歯磨きをすることで口の中に食べカスなどを残さないようにすることが、むし歯や歯周病の予防にもなります。

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