歯を動かす

こんにちは!

これまでのブログでも歯を動かしてしまう癖や習慣を紹介してきました。ですが、そんなに簡単に歯が動くのか?と疑問に思っている方も多いと思います。そこで今回は歯が動く仕組みについてお話します。

歯は骨から生えているわけではありません。顎の骨を歯槽骨といい、歯槽骨内にある歯根膜から歯が生えています。この歯根膜は繊維でできているため、物を噛んだ時など、力がかかったときに力を分散させるクッションの役割になっています。そしてこの歯根膜には神経や血管が通っているので、歯根に栄養を供給したり、物を噛んだ時の感触を脳に伝える働きもしているのです。

この歯根膜をうまく利用することで歯を動かしています。歯を動かすと、もともと生えていた場所は骨が無くなってしまいます。また移動する方向にはすでに別の骨があるため、本来であれば移動ができません。ですが、歯根膜は動こうとする刺激を受け、移動先の骨を溶かします。そして移動した後の部分は骨が作られていくのです。

矯正治療は骨の破壊と再生を繰り返すことで歯並びを整えているのです。このような骨の代謝機能を利用することで歯が移動するのですが、破壊も再生も時間がかかるのです。そのため矯正治療には時間がかかってしまいます。

当院オススメの大口式ホーム矯正法はこれらの代謝を効率的に考えて開発されました。そのため、矯正治療にかける時間が他の矯正治療と比べて早く治療が完了します。気になる方は是非一度お問い合わせください。

歯に関する情報や先生のラジオでの放送の続編をYouTubeにて放送中です。
ぜひご覧になってくださいね!


上のバナーをクリックでYouTubeのサイトが開きます。