口輪筋を鍛えよう

こんにちは!

口は食べたり話したりする、重要な器官です。そして口こそが健康への入り口であることを日々みなさんにお伝えしています。

今回は口周りの筋肉、口輪筋についてお話します。

口輪筋は、唇の周りの筋肉のことで、唇を閉じたりすぼめたりする時に使う筋肉なのですが、普段意識していないと使用回数も少ないため老化しやすい箇所となっています。この口輪筋をうまく動かすことで、物をしっかりと飲み込めるようになったり、発音が明瞭になったり、口呼吸を防止することができるのです。

口輪筋があまり使われていないと、口を閉じていられなくなり口呼吸になって、口腔内の乾燥や風邪などのウィルスを体内に入れてしまうことになります。さらに、飲み込みにも影響があるため、誤嚥を引き起こしてしまう可能性もあります。誤嚥性肺炎になる原因の一つでもあるのです。

子供、特に赤ちゃんの場合、おっぱいをしっかりと吸うことで口輪筋を鍛えています。しかし、離乳時期が早かったり弱い力で吸っている場合には口輪筋は鍛えられません。

口輪筋が弱いまま成長すると口呼吸になりやすく、結果的に歯並びが悪くなる原因にもなってしまいます。子供が口呼吸かも、という場合には早めに対応して鼻呼吸へ変えて、歯並びがキレイに整うように指導してあげましょう。

口輪筋はトレーニングによって鍛えることができます。鍛えることで口周りがすっきりとし美容にも効果があるので、親子で口輪筋を鍛えてみましょう。

家にあるもので出来る方法として、ボタンと糸を使用する方法があります。ボタンに糸を通して、ボタンを唇にひっかけて口をとじます。その後ボタンが抜けない程度の力加減で糸を引っ張るという動作を10回繰り返しましょう。

このほかにも様々なトレーニング法がありますので、是非一度調べてみてください。

歯並びをキレイなものにする為にも、子供の内に口輪筋を鍛えるようにしましょう。すでに成人の方は、なかなかトレーニングでは歯を動かすことはできません。当院ではオリジナルの矯正法として「大口式ホーム矯正法」をオススメしています。家にいる間だけ装着することで歯並びがキレイに整います。

気になる方は是非一度お問い合わせください。

歯に関する情報や先生のラジオでの放送の続編をYouTubeにて放送中です。
ぜひご覧になってくださいね!


上のバナーをクリックでYouTubeのサイトが開きます。